2月8日は衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査でした。
結果はご承知の通りです。
自民党単独で全議席の2/3超を獲得しました。
これは何を意味するか。
時間さえかければ、どんな法案も自民党の意のままに成立させることができます。
衆議院で可決した法案は参議院に送られますが、参議院で否決された場合は衆議院の出席議員の2/3以上の賛成多数で再可決すれば、法案は成立します。
また、法案が参議院に送られて60日経過しても議決しない場合は、衆議院は参議院が否決したとみなすことができます。
もう、自民党、やりたい放題だね。
憲法改正発議については、日本国憲法第96条で規定されています。
衆議院・参議院のそれぞれで、議員総数の2/3以上の賛成で発議されます。
その後、憲法改正の国民投票が行われ、賛成票と反対票の総和の過半数の賛成で憲法改正案が成立します。
「賛成票と反対票の総和の過半数の賛成」という回りくどい書き方なのは、「白票や無効票はカウントしない」ということを示しています。
衆議院は自民単独で2/3超の議席を獲得しました。
参議院は定数248名で、自民・自民系無所属101名、維新19名、国民25名。議席の2/3は165議席。
自民単独では40.7%、自民+維新で48.3%、自民+維新+国民で58.5%。
高市総理が「憲法改正に挑戦する」と息巻いていますが、直ちに憲法改正の国民投票が行われることは無い と信じたい。
堅い話はひとまず置きます。
衆院選では、選挙区から1人の候補を選出する「小選挙区」と、ブロックに割り当てられた当選者数を獲得した票数で按分して選出する「比例代表」があります。
また、辞めさせるべき最高裁判所裁判官を投票する国民審査も同時に行われます。
投票所では、まず本人確認が行われ、小選挙区の投票用紙が渡されます。
記帳台で投票用紙に記入し、「小選挙区」と書かれた投票箱に投票用紙を投函します。
投票した流れで次の受付に行くと、比例代表と国民審査の投票用紙、2枚が渡されます。
記帳台で比例代表の投票用紙と国民審査の投票用紙の2枚を記入し、比例代表は「比例代表」と書かれた投票箱へ、国民審査は「国民審査」と書かれた投票箱へ投票します。
私は2月7日に期日前投票したのですが、投票箱の前に立った高齢女性が、手元の2枚の投票用紙を、2箱並んだ投票箱のどちらに入れればよいか分からず、逆に入れそうになったところを選挙立会人に止められるという一幕がありました。
比例代表と国民審査の投票用紙は色が異なり、投票箱には投票用紙と同じ色の紙で「比例代表」「国民審査」と書かれているので、文字が読めれば間違えないですし、文字が読めなくても投票箱に貼られた紙と同じ色の投票用紙を入れれば間違えません。
その時は「いったい何年日本国民やってるんだよ」と思いましたが、Xでこれについて解説がありました。
比例代表は投票用紙に政党名を書いて投票します。
国民審査は、やめさせるべき裁判官の名前の上の枠にバツを書いて投票します。
比例代表と国民審査の投票を分けると、国民審査でやめさせるべき裁判官がいない場合、国民審査の投票用紙は何も書かず、渡された状態のまま投票します。
この場合、投票用紙を受け取ったら記帳台をスルーして、そのまま投票箱に投函することができます。
すると、国民審査の投票用紙を受け取って記帳台を経由せずそのまま投票した人は、「やめさせるべき裁判官はいない」ことがわかります。
これが内心の自由を保障する日本国憲法に反するため、「必ず記入が必要な」比例代表と国民審査の投票用紙を同時に渡し、意図して白紙投票をするのでなければ、必ず記帳台での記入が必要になるようにしている、というのです。
真偽のほどは定かではありませんが、なるほどと膝を打ちました。
先週の話です。
週の半ば、精神的に絶不調でした。
現在も精神科に通院している程度に私の精神は不安定ですが、あそこまで気分が落ちるのは夏以来。
ただ、これまでは自らの生存意義を否定する考えが無限ループになっていたのですが、今回は生への執着はあり、とにかく「この会社を辞めたい、抜け出したい」の一点でした。
土曜日に期日前投票に行き、その足で西尾市にあるうどん屋、我龍に行きました。
日曜日は牧場ボランティアに行こうと思ったのですが、尾張地方が雪予報で最低気温が氷点下だったので、家で負けヒロインが多すぎる!8巻を読んでいました。
土日で気分は落ち着き、月曜日は普通の精神状態で出社し、昨日も何事もなく仕事を終えました。
自分でも明確な原因が分からない、強力な自己否定と希死念慮で仕事ができなくなる時は、こんなに短時間で回復することはありません。
本当にジェットコースターのようでした。
自らの手で人生の幕引きを図ろうとは思わないが、仕事は辞めたい。
精神不調になっても土日で快復する。
何が原因だったのかと思い返してみると、「あっ」と思い当たる節がありました。
今週末に、職場の後輩の家にお邪魔してTSマスコン2が動かない問題をなんとかすることになっていますが、動作確認のためにマスコンとブレーキ設定器、レバーサ(逆転ハンドル)を操作するなら、きっとそのままBVEで運転シミュレーションをすることになる。
元運転士見習として、あまり下手な運転は見せられないぞと、範囲が2駅間と短く、かつ電磁直通ブレーキでブレーキの見かけ無段階制御ができるか確かめることができる京成千葉線のシナリオを繰り返しプレイし、自分流の基準運転を探しました。
ところが、「踏切後の電柱1本入り」がブレーキポイントだと頭ではわかっていても、過走を恐れて手前でブレーキをかけてしまう。
そして、停止位置目標の前でブレーキ全緩め。
これを繰り返すうちに、急にやめたくなり、BVEを閉じました。
運転士見習時の、心の奥底に追いやった思い出したくない記憶が、列車運転シミュレーションソフトを使ったことによって引き摺り出されたのだと思います。
休日にスーツを着て乗務区に行き、技能担当講師にもう無理と白旗をあげに行ったこと。
中学生の時に電車でGo!をプレイし、将来の夢を列車運転士と決め、ここまでやってきたが全て意味が無くなったこと。
気晴らしで訪れたダムの放水設備付近で、目の前の柵を超えて2歩前に進めば、これだけの落下高があれば痛みを感じることなく全ての苦しみから解放されるという考えが頭をよぎり、20分ほど逡巡して結局柵を越えられなかったこと。
生きることに絶望を感じながら、いざ目前に自らの手で人生を幕引きできる用意がされると実行できなかった自分を、暖かく抱きたい。
家に帰る車の中で、泣きながら運転していた自分に、「それでよかったんだよ。」と声を掛けたい。
それ以降だって苦しい思いをしたし、4ヶ月休業したこともあった。
それでも今は、自らの所属する職場での自分の価値を見つけた。
他人から見たら、風が吹けば飛んでいくほど脆弱なものかもしれない。
「どうして自分が生まれてきたのか」なんて、両親が生物の三大欲求の一つを満足したからでしかない。
生きることに意味があろうがなかろうが、時間は過ぎ老いていく。
こうまで書いても、生きることを辛く感じる時がきっとまた来るだろう。
働けなくなったのなら、休むしかない。
さあ、明日からまた仕事だ。
昨日、合法的に親子関係が成立しうるほど歳の離れた後輩の家に行ってきました。
前回更新の手記でも書きましたが、電車運転台型コントローラ(以下「TSマスコン2」)をパソコンが認識しない問題を解決するためです。
最寄バス停まで迎えにきてもらい、後輩宅へ。
実物を見ると、大きさに圧倒されました。
色が、末期の国鉄色というか、青緑色で古さを感じさせる。
背面を確認すると、D-Sub9ピンのオスコネクタ。まじでシリアル接続だよ。
MacBook AirとバッファローのUSB-シリアル変換ケーブルを持っていったので、まずはMacと接続。
ターミナルソフトを9600bps,8bit,ノンパリ,1bit,フロー制御なしに設定し、MacBook AirとTSマスコン2を接続。
マスコンを操作するも、ターミナルソフトには豆腐すら表示されない。
つまり、電気的にはMacとTSマスコン2は正しく接続されていない。
ここで慌ててはならない。
こんなこともあろうかと、小型ブレッドボード、抵抗、LED、単3乾電池2本の電池ホルダ、006Pスナップ、片側がピンで他方がワニ口クリップのワイヤー、SIMピン2本を持ってきている。
つまり、即席の導通テスタである。(画像)
SIMピンを用意したのは、ブレッドボード用のワイヤーは径が細すぎてD-Subコネクタのメスに刺しても導通が不完全だから。
本当はいつも使っているアナログテスターを持って行きたかったのですが、いかんせんデカい。
一回り小さいデジタルテスタもあるが、導通確認にデジタル表示は適さない。
RS-232ケーブルの一端は2ピン、他方も2ピンにSIMピンを刺すも、導通せず。
ここで「もしや」と思い、冷静に片方のSIMピンを3ピンに差し替える。
導通した。
スマホを取り出しWikipediaでD-Sub9ピンのピンアサインを調べる。
RTSは7ピン、CTSは8ピン。
7ピン同士は導通せず、7ピン-8ピンは導通。
うん。これ、クロスケーブルじゃないか。
通常シリアルケーブルは、パソコンと機器を接続する場合はストレート結線を用います。
ストレートケーブルが必要な機器の接続にクロスケーブルを用いると、全く通信できません。
クロス結線っぽい事は確認できたが、本当にクロスなのか。
「健全なクロスケーブル」であることを確認したいが、何か手立てはないか。
後輩のパソコンに接続されているUSB-シリアル変換器が正常に動作しているのなら、ターミナルソフトで確認できる。
デバイスマネージャを確認すると、ドライバは当たっているし、エラーにもなっていない。
後輩のパソコンとMacをクロス結線「っぽい」シリアルケーブルで接続し、双方でターミナルソフトを立ち上げる。
Macでキーボードを入力すると、後輩のパソコンに入力した文字が表示された。
これでこのケーブルが、「正しいクロス結線」であることが確認できた。
これで、後輩のパソコンに接続されたUSB-シリアル変換ケーブルは正しく動作していることが確認できた。
ストレート結線のケーブルを用意すれば、TSマスコン2側に問題がなければ動作するはずである。
近くに家電量販店があるか尋ねると、エディオンがあるという。
一縷の望みを賭け、後輩と共に向かった。
ビックカメラ名古屋駅西店ならば、ストレート結線ケーブルが陳列されていることをこの目で確認した。
ビックカメラまで行くのは勘弁だぞと思いながら店の奥の角にあるパソコンパーツコーナーを物色したら、ストレート→クロス変換コネクタを見つけた。
できることならばストレート結線のケーブルが欲しかったが、理論的にはクロスケーブルにストレート→クロス変換コネクタを接続すれば、ストレートケーブルになる。
後輩に「これを買ってくれ」と渡し、お買い上げ。
お値段、約1000円。
後輩宅に戻り、MacとTSマスコン2を、クロス結線ケーブルにストレート→クロス変換コネクタを噛ませて接続。(画像)
TSマスコン2を操作すると、Macのターミナルソフトに文字化け状態で文字列が表示された。
ターミナルソフトをHEXモードに切り替え、レバーサ「切」「前」「切」を行うと、同じデータが送られてくることを確認。
これで行けるはず。
後輩のパソコンに接続し、BVEを起動。
動作しました。
動作確認を行うと、ブレーキ設定器は一部動作しないノッチがありました。
後輩に裏蓋を開けてもらい、私が中を見てみましたが、外観からは異常を発見できず。
特定の操作は受け付けないものの、これで対応終了として良いか尋ねると、動くことが確認できただけで満足ですとの回答。
かくして、TSマスコン2でBVEをプレイできるようになりました。
鉄道運転シミュレータ用のコントローラは、最近の車両では一般的なワンハンドル形は、現在も販売されています。
しかし、マスコンハンドルとブレーキハンドルが別にある、いわゆる「ツーハンドル」は、1999年発売のTSマスコン2か、PS2用の電車でGo!コントローラType-2くらいしかないようです。
MacBook Airはほぼ電源接続しっぱなしで、机の上を広げたい時にちょっとどかすくらいです。
電源内蔵で持ち運んで使用できるという、ノートパソコンらしい使い方をしたのは購入してから何回あっただろうか。
Windows11でTSマスコン2を使いたい方がうまくいかず、noteで情報提供を呼びかけていたので、noteで手順書を作ってコンタクトしてみます。