くりこうの手記 2025年11月

11月6日 木曜日 晴れ

年末調整の時期がやってきた

はい。年末調整の時期がやってまいりました。

給与所得者、つまり雇われて働いている人は毎年これをしているはずです。
あー、毎年面倒だな と思っている方もいると思います。

年末調整で何をやっているのかといえば、1年間で支払われた給与や賞与に掛かる所得税を確定させる作業です。

なので、税金の払い過ぎを取り返さなくていいとか、税金の過小納税で追徴課税を課せられていいというのであれば、「しない」という選択もできます。

しかし、真っ当な雇用者であれば「しない」ということは認めません。
過払いについては税務署は何も言わないですが、納めるべき所得税を払わないとなれば、その原因を探り、年末調整に誤りがあれば納税者(従業員)にペナルティが課せられますが、それを見過ごした雇用者もただでは済まないと考えられるからです。

給与所得者が自らの収入で誰かを養っているのであれば、養うのに必要であると考えられる費用の一部を、給与の総支給額から差し引いて所得税を計算することができます。

生命保険や介護保険、個人年金保険の掛け金も、その一部を給与の総支給額から差し引くことができます。

新たに住宅ローンを組んだ場合は、ローン残高を計算式に当てはめて算出される金額を、所得税から差し引くことができます。(これだけ他とは計算方法が違う)

なので、簡単に済ませたいのであれば
「誰も養っていません。」
「生命保険・介護保険・個人年金保険には加入していません。」
「住宅ローンはありません。」
と申告すればいいのです。

かくいう私も運転士見習が未修了となり事務預かりになるまでは「何やってるのかよくわからん」側の人間でした。
事務預かりとなり大勢の車掌や運転士の保険料控除申告書を記入する中で、ようやく年末調整の何たるかを理解したのです。

あまり大きな声で言うと消されるかもしれませんが、事務担当者は「エラーにならない」方法は知っていますが、持参した資料で控除額を最大にする方法を知っているとは限りません。
控除額を1円でも増やし、支払う所得税を減らすためには、自分が年末調整のことを勉強して、自分で申請するほかないのです。

2025年分の扶養控除申告書で大きく変わったのは、大学生年齢(19歳以上23歳未満)の扶養親族(特定扶養親族の扶養控除)で、これまでバイト等で年間123万円超の収入がある場合は扶養控除の対象外になっていましたが、年間収入が123万円を超えて150万円までなら63万円の特定親族特別控除を受けられ、それ以上は金額により減額されますが、188万円までなら3万円の特定親族特定控除が受けられます。

ここまで偉そうに語りましたが、私は配偶者がおらず、誰も扶養していないので、扶養控除については間違っている点もあると思います。

私に遺失物に関する業務を叩き込んでくれた元社員のI主任は、定年退職の準備が始まった頃からちょくちょく市役所や年金事務所へ行き、自ら調べなければ得ることのできないお金を受け取る手続きをしていました。
これまで見てきた多くの方は、事務担当者に言われるがままにされていましたが、会社の事務がやってくれることは「会社が最低限やらなければならないこと」に過ぎません。

払わずに済む税金を納めることに何も感じないなら、事務の言うとおりにすればいい。
少しでも節税したいのであれば、何をすれば良いのかは自分で調べるしかない。

元・正式な事務員だった私が言います。
事務任せにすれば脱税することはありませんが、払わなくて良い税金を納めることになる可能性があります。
事務は税金逃れや過少申告になるようなことをしなければ、咎められませんから。

損をしたくないのなら、自分で調べるほかないのです。

脳動脈瘤が小さくなっていた

今日は文化の日が出勤だったため、振替で休みになりました。
元々は半休を申請していたのですが、全休になりました。

有給申請していたのは、今日が脳神経外科の通院日だったから。
受付を終え、MRI撮影し、診察室に呼ばれました。

3月に発覚した左椎骨動脈解離性脳動脈瘤は、画像から明らかに小さくなっていました。

MRI画像を見せられて動脈瘤がどこにあるのか分からなかったので「消えました?」と言ったら、ほとんどわからないくらいに小さくなっているねと言われました。
脳動脈瘤破裂という最悪の事態は避けることができ、今後破裂するリスクも大きく低減したと思います。

7月には福井まで車を運転しスキンダイビングを行い、先月は豊橋まつり市民総おどりで看板持ちをせずに踊り通しました。
感覚的に「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断であれこれしましたが、破裂することなくここまで来れたので「終わりよければ全てよし」です。

診察を終えて診察室を出る直前、先生に「九死に一生だったね」と言われたので、破裂してもおかしくない程度の脳動脈瘤だったのでしょう。

日本人の40代から80代の死因1位のがんにかかり、破裂したら1/3の確率で死ぬ脳動脈瘤が医師に「九死に一生」と言われる状態で見つかり、なんか色々危ない橋を渡る人生だなと感じました。

死因の上位に挙がる病気になってもうまく切り抜けられた事は、運がいいと言って良いのだろうか?

日本人の死因を調べるために厚生労働省のウェブサイトを見たのですが(リンク)、男性の20歳から44歳までの死因第一位が「自殺」って、この国本当にどうかしてるな。

11月24日 月曜日 勤労感謝の日の振替休日 晴れ

そこは私の弱点なのよ

期末手当の支給を前に、助役から人事考課の告知を受けました。

「俺はプラス査定にしてやりたかったが、8月に1ヶ月休業したことを駅長に言われ、すまないがマイナスだ。」と言われました。
8月は一度も出勤していないので、つまり算定期間の1/6を休んでいたのでマイナス査定は仕方ありません。

マイナス査定よりも響いたのは、「人を使うことを覚えなさい」という言葉でした。

私はずっと「使われる側」だったので、「人を使え」と言われてもピンと来ません。
人を使うということは、相手は何がどれくらいできるのかを把握し、投げた仕事の進捗も気にかけなければ私のようになりかねません。
私はどこからどう見てもオッサンですが、それに見合う精神的な成長はできていない。

「人を使うことを覚えろ」というのは、私にとってはかなり難しい。

持っててよかった無電源電話機

私が働いている駅には「換改」と呼ばれる、離れ小島になっている改札・きっぷうりばがあります。

現在の駅舎が供用開始して30年近くが経過し、壁紙は剥がれ、OAフロアはガタガタになり、リフォームが必要だと思う状態になっていました。
「俺は設備屋だ」が口癖の前任の総括助役が予算の根回しをし、壁紙全取り換えとOAフロア全交換を行う工事が実施されました。

工事が全て終わり、これであと20年は使えるなと思っていたところ、「ファックスが使えない」とヘルプがありました。

現場を確認すると、床から生えているコードの終端にモジュラーローゼットがあり、ファックスのLINE端子に接続された電話ケーブルの端はどこにも接続されていない。

おそらくモジュラーローゼットのポートに電話ケーブルを接続すれば問題は解決する。
実際に接続し、ファックスの「オフフック」操作をするも、「ツー」音が聞こえない。

これはファックスの仕様で回線の音が聞こえないのか、モジュラーローゼットより上流側で異常が発生しているのか。
こんなこともあろうかと、前回似たような症状があって故障探究に手間取った反省を生かし、無電源電話機(私物)を用意しておきました。

無電源電話機とは、電話回線に供給されている電源のみで動作する電話機です。
黒電話は電源に接続しなくても使用できますが、これは電話局から電話回線を通じて電源供給されているためです。
電話回線が正常でなければ電源が供給されず動作しないため、回線状態を把握するのには無電源電話機が都合がいいのです。

モジュラーローゼットに無電源電話を接続し、事務室の番号をダイヤル。
正常に通話できることが確認できたため、折り返し発信を依頼。
受話器を置いて待つとすぐベルが鳴り、応答できたので回線の番号も間違いない。

無電源電話機を持っていたので、故障探究が迅速にできました。
持っててよかった。無電源電話機。

でも、鉄道電話回線を維持運営している会社が「もう無理ですやめます」と正式に発表したので、再来年末くらいには過去の遺物になることが決定しています。

「ITに強い」という言葉の漠然さ

私が働いている駅では、私は「パソコンとかに強い」と認識されています。

それは確かに間違いないでしょう。
個人ウェブサイトを運営し、通信教育でExcel VBAを学び、ITパスポートを取りました。
インターネット端末でメールを使えるようにしてくれと頼まれれば、マニュアルを見ずにOutlook(New)をセットアップできます。
ただしSMTPSとPOP3Sのポート番号が覚えられないので、それだけ手帳に控えてあります。

しかし、Microsoft 365 Enterpriseは、個人がどう足掻いても使うことはできないので、M365に関しては他の誰とも前提条件は同じです。
だが、そこを理解してもらえない。

そして、「こういう系はくりこうに任せれば大丈夫」という空気が職場内で広がり、何でもかんでも聞かれ、投げられます。
これまでの経験で「多分こうだろう」までは導き出せますが、それが合っているとは限らない。

SharePointの職場ポータルサイトも作ってねと言われ、やったことないから無理と断ることもできずに担当することになりました。
このサイトを見ているあなたなら、私のデザインセンスが壊滅的なのはよくわかっているでしょう。
ええ、もちろん職場ポータルサイトのデザインは終わっています。

私はITには強いかもしれないが、デザインセンスは持ち合わせていない。
「適材適所」という言葉があるでしょう!と声を大にして言いたい。
「ITに強い」で問題が全て解決するわけではない。