くりこうの手記 2023年6月

6月5日 月曜日 晴れ

京成と相鉄はweb上に運送約款を掲載しています

前回の手記で「京成と相鉄と阪神はweb上では約款を掲載していませんでした。」と書きましたが、京成と相鉄は約款を掲載していると指摘を受けました。

京成はトップページより 電車と駅の情報 > ご利用案内 と進み、同ページの下部に運送約款が掲載されています。

相鉄はトップページより 電車 に進み、スクロールさせると その他のコンテンツ > 運送約款 に掲載されています。

稚拙な調べで事実と異なる記述を行い、申し訳ありませんでした。

6月17日 土曜日 晴れ

エンゲル係数が上昇していく

1年と少し前くらいまで、勤務日の昼食を税込600円以下にしなければならない時期がありました。

当時であれば、焼鳥弁当単品とか、ペヤングとサラダとかであれば600円未満に抑えることができました。
それが今では、焼鳥弁当単品で税込600円を超えます。

食料品の値段、上がったなあ。

人事異動の時期がやってきた

私は現在勤めている鉄道会社が、正社員として勤務したことのある唯一の会社です。
なので他の企業がどうなのかはよくわかりませんが、私の勤めている会社は定時株主総会終了後の7月1日が定期異動日です。

本人通知が終わり、廊下に異動の内容が貼り出されました。

後方業務のドン的存在の主任が、異動します。
この駅はこれから大丈夫だろうかと思いましたが、入れ替わりで百戦錬磨の主任がやってきます。
これまでのドンの若年社員との接し方がバーモントカレー甘口だとすれば、来られる方はココイチ4辛です。
そういう方が、今の職場には必要です。

家の電話をナンバーディスプレイにした

私の家は、今でもNTTのメタル線を引いています。

インターネットはコミュファ光なのでIP電話も使えますが、インターネットと固定電話の支払いを私と親とで分離するためにメタル線を残しています。

固定電話にかかってくる電話の多くはセールスなので常時留守番電話にしていたのですが、たまに必要な電話もかかってくるため回線廃止はできない。
なのでナンバーディスプレイにして電話帳非登録番号は着信音を変えることで、必要な電話だけ受けられるようにしました。

工事費と12ヶ月分の料金を親に渡し、手続きと電話機の設定は私が行いました。

NTT固定電話のナンバーディスプレイは、回線契約世帯に70歳以上の方がいれば、月額利用料が無償になります。
なので利用料の一年分だけ親に渡したのです。(父が来年70歳を迎える)
なお料金の無償化はNTTでの手続きが必要です。

固定電話(メタル回線)は来年1月にメタルIP化されますが、符号化・復号化による遅延は発生するのでしょうか。
現在メタル回線で117にかけると電波時計とピッタリ合致しますが、VoLTEのスマートフォンで117にかけると若干遅延します。
電話の時報が遅延すると、10時打ちに使えないのです。
そもそも自分の腕時計をちゃんと整時してこいという話ですが。私が新入社員だった時は、音声呼出電話機で時報を流すなんてことはやっていませんでした。

誰かと話したくなったら、アマチュア無線。

ハンディ無線機と自動車用アンテナ

交信記録によれば、最後にアマチュア無線で交信したのは昨年10月。
今年のニューイヤーパーティーも参加していません。

その後2月になって「やばい... ITパスポートの勉強しなきゃ」となり、8ヶ月間PTTスイッチを押すことはありませんでした。

40代になると「愚痴を聞いてくれ」と気軽に頼める友人や知人も家庭を持っていたり責任のある仕事をしていたりで、自分の話を聞いてもらうことも簡単ではありません。

そんな時、思い出したのです。
アマチュア無線があるじゃないか、と。

アマチュア無線は、呼を設定したい相手がいれば呼出周波数でコールサインを呼べばいいですが、「誰か応答してくれ」という呼び出しもできます。

「ハローCQ CQ」と言っている無線機を持った人を見たことがある方もいるかもしれませんが、アマチュア無線においてCQというのは「誰でもいいので応答してください。交信相手を探しています。」という意味を持ちます。

最大5W出力の手持ち型アマチュア無線機と、自動車用アマチュア無線アンテナと、カメラ三脚、レジャーマットその他を持って本宮山へ。
国道301号から本宮山スカイラインは急勾配・急カーブが続きますが、2速で4000回転まで回すと気分が高揚します。燃費計は恐ろしい数字を出しますが。

砥鹿神社の駐車場に車を停め、赤い橋経由で山頂下広場へ。
レジャーマットを広げ、三脚を設置し、アンテナをセットしたら、まずは呼出周波数の聴取と空き周波数の捜索。

本宮山はロケーションが素晴らしいので、空き周波数は慎重に捜索しないと他の通話を妨害してしまいます。
今使っている無線機はV/V、U/U、V/Uの同時2波聴取ができるので、呼出周波数を聴取しながら空き周波数の捜索ができます。

捜索中にCQを出している局がいましたが、すぐに応答する局が出ていたのでCQ応答は諦め、自分でCQを出すことに。
10ヶ月ぶりのアマチュア無線でいきなりCQかと若干気が重かったですが、CQを出したら割とすぐに応答がありました。

仕事の事は聞かない、年齢を尋ねないなどの暗黙の了解があるので、話す内容は天気だとか久しぶりに電波を出すとか、そういうものになりますが、案外それでも会話が続きます。
うーん、この方とは会話を続けるのが疲れるなと思ったら、「カードどうしましょう?」と切り出せばいいのです。

アマチュア無線では交信が成立するとQSLカードという交信証を交換しあうのですが、「カードどうしましょう?」と聞くことは、そろそろ交信を終わりたいという意思表示でもあるのです。

三重県津市の青山高原は、本宮山とであれば見通しなので2.5Wでモービルホイップなら繋がるでしょと思いますが、岐阜県加茂郡七宗町の局から応答があった時は少し驚きました。

今日は1時間ちょっとで10局と交信しました。
暗黙の了解を守りながら、会ったこともない方と会話をするので適度な緊張感があり、相手がいてこその交信成立なので「孤独じゃない」ということも感じられます。

何度か交信したことのある方からは「短波も面白いよ」と言われますが、手持ちの機材でも今は楽しいので超短波と極超短波でアマチュア無線を楽しもうと思います。