くりこうの手記 2009.3

3月12日 木曜日 曇り

病院をはしごした

先日の連休で、内科と整形外科をはしご受診してきました。

内科は花粉症の症状がひどいため、整形外科は切れた薬の補充と恐怖の検査結果告知を受けるためです。

内科は昨年と同じ、寝る前に1錠飲めば効く素晴らしい薬を処方してもらいました。副作用が無い訳ではないですが、最小限に抑えるために「就寝前服用」です。下手したらドリエルより強いかもしれない。

そして整形外科。運転士研修中の3ヶ月間、たまに飲んでビールも飲んで、薬は切らしたままで水もそれほど飲まなかった結果は、UA8.9。

第1回目の発作時で10でした。8.9はかなり危険な数値と言えます。

もう、ウラリットとユリノームとは一生付き合っていかなければならないようです。

携帯電話を機種変更した

これまでau A5521Kを2年半使ってきましたが、機種変更しました。

機能に満足できなくなったとか、物理的故障が発生したとかではないのですが、普段見ているSNSが第3世代携帯電話のサポートを打ち切ると発表したために止むなく変更することにしました。

そう、これまでWINではなくCDMA 1Xだったのです。

2年半前に機種変更した時点で、既に主流はWINであり1Xは簡単ケータイやキッズケータイの新製品がほとんどになっていました。それなのに1Xにしたのには理由があったのです。

当時はぷららの標準サービスで、携帯電話によるインターネット接続サービスが提供されていました。そこでZaurusと携帯電話を接続してホームページを外出先から更新したりメールチェックしたりしていました。

インターネット接続自体はWINでも問題ないのですが、外部機器によるパケット通信に対応した割引サービスがWINに無かったのです。

ところがぷららが携帯電話インターネット接続サービスをオプション扱いに変更した今、携帯電話に外部機器を接続することはありません。これでやっとWINに乗り換えることができるようになったのです。

電話本体価格を利用料金に転嫁する旧来の課金方式が改められ、月々の支払額は安くなりました。しかし、電話機本体の価格はものすごく高くなっています。高くなっているのではなく適正価格になっているだけですが、2000円とかで機種変更できた時代を知っている身としては高く感じます。

ちなみに新しい携帯電話はau CDMA 1X WIN T001です。最新機種です。また2年以上使うつもりなので、最新機種を選びました。価格は5万円。

Bluetoothが付いていたり、画面解像度が倍以上になっていたり、メイン画面が有機ELになっていたり、2年半の間に技術はどんどん進んでいました。ワンセグも見れますが、アンテナはありません。おサイフケータイ対応で、モバイルSuicaも登録してしまいました。

酒の勢いで衝動買い

昨日はvamtさんと、昨年定年退職された大先輩のところへお邪魔してきました。その後デジタル一眼レフを借りて新豊根ダムへ。

135mmのレンズでダムを撮影してみましたが、PowerShot A700のレンズがズームで6倍と言っても、それよりもずっと寄れて感激しました。

大先輩のお宅へお邪魔し、酒盛りに。その後、酔った勢いでネットショッピング。ニコンD80 + AF-S DX VR 18-200Gをお買い上げ。

明日届きますが、仕事です。明後日はまっすぐ家に帰ろうっと。

ダムカードをゲットした

カメラを借りて新豊根ダムへ行ったとき、外の公衆便所が凍結のため使えず、ダム管理所のトイレを借りました。

ダムカードの存在は以前から知っていましたが、事務所のインターホンを押す度胸が無かったため、これまで集めたことはありません。しかし、トイレを借りるついでにカードをもらってきました。

ダムカードについては国交省のサイト(キャンペーン情報)をご覧下さい。

PPC用紙に印刷したものをラミネートした程度のものかと思っていましたが、オフセット印刷で光沢のある厚紙に印刷されていました。サイズはトレーディングカード。

これはいいかもしれません。ドライブがてらにデジタル一眼レフを持ってダムに行き、写真を撮ってカードも集める。いいことを知りました。新しい趣味になるかもしれません。

美和ダムはクルマの撮影にもってこいなのですが、前回訪問時は泥跳ねがあったのでもう一度洗車して行こうと思っていました。カードも集めたいし、ダムへ行く楽しみが増えました。

3月20日 金曜日

新たな趣味?

過日、現役を引退された元上司とvamtさんとで新豊根ダムへ行ったのですが、その時「ダムカード」という物の存在を知りました。

これは水資源公団や国交省が管理するダムで配布されているカードで、直接ダム管理所へ行くしか入手方法はありません。

それが収集意欲をかき立てるというか、ダムへ行った証しになり、ダムマニアの間では密かに人気になっているらしいです。

水曜日はダムカードを集めるため、そして買ったばかりのデジタル一眼レフ、ニコンD80に慣れるため、アクセラでドライブに出掛けました。

ナビを過信してはいけない

阿木川ダム

せっかくカメラを持って行くので、いつでも行ける近場では面白くありません。どうせ行くなら目標は美和ダムというのはまず決めました。

いきなり美和ダムへ行くと、帰宅ついでに他のダムへ寄ることになり疲れます。美和ダムは最後にして、高速で一気に帰りたい。

かといってあそこもここもと無計画に寄っていては時間が足りません。そこで、今回は阿木川ダム、小渋ダム、そして美和ダムへ行くことにしました。

前日にここまで考えていたら、翌朝は6時に目覚めました。普段休みは8時くらいまで寝ているので、自分でも楽しみだったのでしょう。

自宅から阿木川ダムへ行くなら、私は国道151号を北上し、大海からR257へ、そのまま阿木川ダムまで北上というルートを採ります。地図で見ても他に道は無いでしょう。

ところが、ナビに検索させたら岡崎・豊田経由のルートを提示されました。

今まで通ったことの無い道が含まれていたので、よし、こちにしようと決めたのがすべての間違いだった。

朝の岡崎、国道1号は渋滞。岡崎を抜けてからも我慢ばかりで到着予想時刻がどんどん延びて行く。

結局阿木川ダムに到着したのは、当初予定時刻から45分延びて11時過ぎでした。

道が分かっているなら、ナビは使わない方がいいですね。

中央アルプス越え

阿木川ダムでは前回日没間際であきらめた道を歩きたかったですが、予定よりかなり遅れていたのでカードだけもらってすぐに小渋ダムへ向かいました。

阿木川ダムと小渋ダムを直線で結ぶと、間に中央アルプスがあります。考えられるルートは

  1. 稲武へ戻りR153を北上するルート
  2. 中央道恵那山トンネルで突っ切るルート
  3. 清内路峠を越え昼神温泉でR153に合流するルート

があります。1は治部坂峠付近での積雪が心配、2は高速料金がかかる、ということで消去法で3に決定。

清内路峠は、危険物積載車両通過禁止の恵那山トンネルを回避するトラックが行き交うとWikipediaで読みましたが、幸いにもトラックに尻をつつかれたのは一度だけでした。

レンズの性能にびっくり

小渋ダム

小渋ダムに到着したのは14時を過ぎた頃でした。

PR館の外で提体とゲートを撮影しましたが、レンズに驚きました。

このレンズ、焦点距離は18-200mmと広角から望遠まで1本でこなします。カメラとセットで買ったのですが、単体でのメーカ希望小売価格は10万円を越える代物です。

広角にすれば大きなダムもファインダー内に納まり(作例)、望遠にすればゲートの骨組みもはっきりわかります(作例)。手ぶれ補正も付いているので、昼間であれば望遠でも手持ち撮影が可能です。

当分はこれ1本あれば事足りそうです。欲しいとすればシグマの50mmマクロくらい。

やっぱりナビを過信してはならない

美和ダム

小渋ダムで撮影した最後の画像のタイムスタンプが14時40分。15時を目前にしても、美和ダムを諦めることはできませんでした。

小渋ダムから美和ダムまでは、どう考えてもR152を北上するのが一番近いです。例え分杭峠が細く離合困難で速度が出ないとしても。

それなのにナビに検索させたら、R153に戻れという。信じられない。距離最優先設定にしても、天竜川沿いの県道に連れ込もうとする。

ルート設定はしたものの、R153へ誘導する黄色の線を無視してR152を北上。それでもUターンポイントを通過する度にナビは次のUターンポイントを提示してくる。その間、予想到着時刻は16時40分のまま変わらない。

北川露頭を過ぎる頃、ようやくナビが折れ、R152の最短ルートを出してきました。予想到着時刻は一気に縮まり15時55分に。知っている道は自分で走るのが一番早いようです。

1日で3枚のダムカード

ダムカード

美和ダムでカードをもらう頃には、だいぶ日が傾いていました。

ここから高速で一足飛びに帰ろうかとも思いましたが、気軽に来れる場所でもないので風景を楽しみながらのんびりと飯田線沿いにR153を南下しました。

この日だけで阿木川ダム、小渋ダム、美和ダムのカードを手に入れ、前回の新豊根ダムとあわせて4枚になりました。

これからも見習いに差し支えない範囲でダム巡りと写真撮影とカード収集をしていきます。

近いところで宇連ダム、大島ダム、大野頭首工。大野頭首工は三河大野にある豊川用水の取水口です。少し足を伸ばして矢作ダム、小里川ダム。一日コースで横山ダム&徳山ダム、長島ダム。これくらいが当面の目標です。

晩飯はあの店で...

R153を飯田に向けて南下している間に腹が減ったのですが、結局飯田までどこにも行けずじまいでした。ここまで来たら、あの店に行くしかない。そう、天竜峡駅前「時路屋」です。

飯田市内でR153からR151に移り、さらに超快適になった天竜川沿いの県道を走って天竜峡へ。

実に半年ぶりの時路屋です。おばちゃんは顔を覚えていてくれました。久しぶりに来たからには、注文は「カツ丼」以外にあり得ない。

久しぶりの時路屋のカツ丼はうまかった。カツが肉厚で、卵の白身がとろりとしてて、あんなにうまいカツ丼はそうお目にかかれない。

天竜峡からは三遠南信道・中央道・東海環状道・東名で、音羽蒲郡で降りました。

向かう先は雨山ダム。夜にダムなんてと思うでしょうが、雨山ダムには星を観測するための設備があるのです。

設備と言っても木製の横になれるベンチと据付け型星座早見があるだけですが、周囲に民家は無く、街灯すら無いので星を見るのにはもってこいです。

クルマはおろか周りには誰もおらず、案内板には「野生動物が出ることがありますから注意して下さい」と書いてある。

山の端は町の灯りが邪魔ですが、上を見るだけなら問題ありません。北斗七星と北極星はすぐに見つけられましたが、オリオンは時間が悪く見えませんでした。

パソコンで困ったら...

私がそこそこパソコンを使えるというのは職場で知れ渡っています。

Officeとか特定のアプリケーションソフトの使い方を良く知っているとかではなく、もっと一般的なOSに近い部分の知識であったり、ハードウエアに関係する知識なら、そこそこ知っていると自負しています。

なのでパソコンで困ったことがあったらくりこうに聞けばいいという情報が広まっています。

そのこと自体は迷惑でも面倒でもなく、職場ではそれくらいしか自分の存在をアピールできないのでむしろ歓迎です。

ところが、簡単に解決できない問題に直面すると弱ってしまいます。先日の「全く立ち上がらない」という相談がそれでした。

1日目、電源ボタンを押しても全く電源が入らないという内容で先輩のPCを見ました。確かにうんともすんとも言いません。メーカー品ではなく組み立てPCなので、これは電源ユニットで間違いないと確信して電源ユニットを交換してもらいました。

すると電源は入りファンは回転するがBIOSが立ち上がらないという症状に。メモリを抜き差ししてみたりIDEケーブルを抜き差ししてみたりするも症状は改善せず。

私よりハードウエアに詳しいvamtさんに助けを求めたところ、CPUかメモリかマザーボードの物理的故障の疑いが強いという。

そうなってはお手上げ。この日はこれで終わりました。

2日目。以前私がiMac G5で使っていたメモリ(DDR400)を持って再び修理に挑みます。

メモリを差し替えて電源ボタンを押してみるも、症状は改善せず。

その後も小一時間ほど悪あがきをしましたが、全く歯が立ちません。

先輩に「修理は不可能です。マザーボード、メモリ、CPUを交換するしかありません。」と告げるしかありませんでした。

自宅QCのためにすぐ使えないと困る! ということで、パソコンショップでパーツを買うことに。

ケースがmicroATXで、かつ旧マザーボードがグラフィック統合型チップセット搭載のため、選択肢はそう広くありません。かつ、主用途はそれほどパワーを必要としないため、マザーボードは楽に決まりました。GIGABYTEのGA-EG41MF-S2Hです。

CPUは先輩に一任しました。少し余裕を見てIntel Core2Duo E8600に。メモリはDDR2-800 1GBを2枚差し。

何とか起動はできるようになりました。動くまでは心配で心配で仕方なかったですが、立ち上がったのを見てほっとしました。自分のパソコンの時はほとんど人にやってもらったので。

過去の手記検索を改良しました

JavaScript化してからメンテナンスフリーになり、ずっと放ったらかしにしてきた「過去の手記検索」ですが、今日少し改良しました。

表示させる年月を指定するポップアップはこれまで初期値が「1999年」「1月」でした。

手記を付け始めたのは1999年9月からなので、必ずポップアップをクリックして見たい年月を選択する必要がありました。また、個人的予想ですが、過去の手記を見ると言っても需要があるのは近い過去の手記だと思っています。

なのでコードを追加して、初期値が「先月」になるようにしました。1月の場合は「前年12月」となるよう、例外処理もしています。

3月29日 日曜日 晴れ

景気のためなら京都議定書は諦めます

今日からETC休日特別割引が始まりました。今更説明も不要でしょうが、土日祝日の0時から24時までの間にETC無線走行をする場合、軽・普通車が50%割引、割引後の料金は最大1000円というものです。

朝のニュースでは高速が渋滞していると伝えていましたが、ゴールデンウイークのような激しい渋滞は今日は発生しなかったようです。

景気浮揚を図ろうという取り組み自体に異議は唱えませんが、自家用車の利用を促進するのは、いかがなものかと思うのです。

当然自分だって恩恵を受けることはあります。遠くのダムまで行って、さっさと高速で帰ろうと思うことはよくあります。

しかし、多くの自家用車が一斉に高速道路に集結し、渋滞すれば、ただでさえ絶望的な京都議定書の目的達成は不可能になります。

特に、1990年比+52.6%の増加をしているのは他ならない自家用車です。

もう、国は匙を投げているとしか思えない。

1000BASE-Tは速い

組み立てパソコンAsortaとMacBookは、ギガビットイーサネットに対応しています。しかしMacBookは無線LAN(802.11g)で家庭内LANに接続しており、ギガビットイーサネット対応のハブも無かったので、その能力を知ることはできませんでした。

先日、ハブだけは買ってきましたが、パソコンデスクの裏が埃ですごいことになっていて、MacBookのために新しくLANケーブルを敷設する気力が削がれました。

そのパソコンデスクの裏も、設置から5年経って初めて掃除しました。そして余っていたLANケーブルをハブに取り付け、試しに大きなファイルを転送してみたのですが、転送速度の速さにびっくり仰天です。

最近、LANで接続するハードディスクをよく見ますが、1000BASE-Tなら確かに快適に使えるかもしれません。

私が中学生だった10年前は「ネットワーク」という言葉は個人には縁遠い存在で、フロッピーディスクを使わないのであればシリアルクロスケーブルを2台のパソコンに接続して、TRANXITを使ってファイル転送するくらいしか手段はありませんでした。

どこまで競争するつもり?

豊橋-名古屋間は名鉄・JR東海道線・JR東海道新幹線が平行しています。値段を一覧にすると、次のようになります。

名鉄 東海道線 新幹線
片道正規運賃 1,080 1,280 2,230

ところがですね、名鉄は「なごや特割30」という30枚綴りの回数券を発売しているのです。30枚で25550円、1枚あたりは850円です。

そしてJRは新幹線往復タイプの「Qきっぷ」を発売していました。新幹線自由席の往復で、値段は3140円です。片道にすると1570円です。

そう言う状態が長らく続いていたのですが、JR東海は2005年1月にQきっぷを廃止し「名古屋往復きっぷ」「新幹線名古屋往復きっぷ」を発売開始しました。

「名古屋往復きっぷ」は東海道線利用で、平日1800円、土休日1500円。「新幹線名古屋往復きっぷ」は平日2800円、土休日2500円です。発売当日のみ有効、乗り越し禁止、新幹線用は他のきっぷとの併用不可(新幹線定期券を除く)と利用条件はかなり厳しくなりましたが、値下げです。

表にすると、下のようになります。

片道換算 名鉄 東海道線 新幹線
なごや特割30 850
往復きっぷ平日 900 1400
往復きっぷ土休日 750 1250

割引率の大きかったなごや特割30ですが、在来線休日の往復きっぷはそれすら下回る値段になりました。

なごや特割30にミューチケットをプラスして特急特別車を利用すると1200円。休日の新幹線往復きっぷが片道あたり1250円。これはかなり挑戦的な価格設定と言えるでしょう。こだまは16両編成のうち10両が自由席のため、自由席で座れないという事態は滅多に発生しません。

これで名古屋-豊橋はJR東海の独壇場かと思われましたが、1ヶ月後に名鉄が「なごや特割2(平日・土休日)」を発売。2枚回数券で、発売額はJRの往復きっぷと同額。

なごや特割2土休日にミューチケットをプラスで1100円。休日用新幹線往復きっぷが1250円で、差額が150円に広がりました。

運賃では名鉄とJR在来線が全く同じ料金体系の割引きっぷを用意することになりましたが、JRは快速列車に新製車両を大量導入。運賃のみで利用できる車両でオール転換クロスシート、全座席の転換が可能でお見合い席無し、6両編成で混雑緩和という手に出ました。

そして今年のダイヤ改正で、JRが更なる攻撃。

新幹線名古屋往復きっぷ(土休日用)を2260円に値下げし、「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」という4枚回数券を新設。

「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」は在来線用で4枚3400円。1枚あたりは850円。

片道換算 名鉄 東海道線 新幹線
なごや特割30 850
往復・特割2平日 900 900 1400
往復・特割2土休日 750 750 1130
カルテット 850

休日の往復で、なごや特割2土休日+ミューチケットが1100円、新幹線名古屋往復きっぷ土休日用が1130円。30円しか違わない。

ちなみに、名古屋往復きっぷ(平日用・土休日用)とJR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷとも「専用新幹線変更券」の購入で、片道のみ新幹線を利用することもできます。(平日500円、休日380円)この値段は純粋に在来線用と新幹線用の差額の半額(片道分)です。

新幹線名古屋往復きっぷ(土休日用)の割引率を計算したら、49.3%引きでした。ほとんど半額です。

この争いは、どこまで行くのだろう。

捻架鉄塔を求めて

捻架鉄塔

半年前までは飯田線で車掌をしていましたが、豊川-三河一宮間でさっさと車内巡回が終わると、決まって北の空を見ていました。メロンのアサクラとは反対方向に、捻架鉄塔が一本建っているからです。

捻架鉄塔とは、高圧送電線の線路の順番を入れ替える鉄塔です。例えばU-V-Wの順だった電線をW-U-Vという風に入れ替えます。拡大画像はこちら

なぜそんなことをするのかというと、電線相互間の距離が一定でないことによって発生するインダクタンスの不平衡を解消するためです。

偉そうに書いていますが、インダクタンスとかインピーダンスといった用語を説明せよと言われても、今はできません。抽象的に概念を捉えてはいますが、論理的に解釈している訳ではありません。

中電へ行った友人によれば、配電線路(配電変電所から一般需要家までの線路)の世界では、送電端の電圧よりも受電端の電圧が高くなる「フェランチ現象」というものをはじめ不思議なことがあるそうです。

ところで、この送電線、両端はどこの変電所なのでしょうか。電線や碍子を見る限り、15kV級だと思うのですが、東名豊橋本線料金所跡から見える変電所でしょうか。