相互通信ケーブル

材料

ユニバーサル基盤 2.54mmピッチ
使い勝手を考えると11x12穴(=(11x6)*2)くらいは欲しいです
ピンヘッダ 2.54mmピッチ、1x22ピン、L型
ケーブル シールド4芯 または 5芯フラット

ピンヘッダは、I型では基盤が垂直に立つことになり使い勝手が悪いです。ケーブルはフラットケーブルが楽ですが、シールドケーブルの方が外部ノイズには強くなります。

配線

相互通信ケーブル配線図

でかくてすみません。画像の通りに接続してください。

ポケコンの3ピンはGndなので、シールドケーブルのシールドは3ピン同士をつなぐのに使ってください。

製作例

この画像の通信ケーブルは私が高校1年の時に作ったものです。フロー制御の4-9,9-4の配線を忘れたので後から付けています。こんなへっぽこでもちゃんと動きました。

動作確認(BASICプログラムの転送)

では、動作確認を行いましょう。当然ながら、ポケコンは2台必要です。送信側のポケコンには、適当なBASICプログラムを入れておいてください。受信側のポケコンはPROモードでNEWしておいてください。

送信側のポケコンで[TEXT]ボタンを押して、テキストエディタを呼び出します。

*** TEXT EDITOR ***
Edit Del Print Sio File Basic Rfile

まず、テキストエリアを奇麗にしましょう。Dを押します。確認のメッセージが表示される場合はテキストエリアに何かしらのデータが入っているので、必要なら保存してください。

テキストエディタのトップメニューに戻り、B、Tと押します。これで、BASICプログラムがテキストエディタに読み込まれます。

次に通信条件を設定します。テキストエディタのトップメニューを表示させ、S、F、リターンと押してください。通信条件の設定になります。両方のポケコンを以下のように設定してください。上下キーで項目移動、左右キーで選択しリターンで決定です。選択したあと上下キーで移動すると元の値に戻ってしまいます。選択したら必ずリターンを押してください。

ただし、end of fileのみ、キーボードで「いち エー」と入力してリターンを押してください。

baud rate =2400 data bit =8 stop bit =1 parity =none end of line =CR LF end of file =1A <--キーボードで直接入力 line number =yes flow =RS/CS

いよいよ通信です。先に受信側ポケコンを受信待機させます。テキストエディタのトップメニューからS、Lと押すと、受信待機状態になります。

次に送信側ポケコンではテキストエディタのトップメニューからS、Sと押します。すると、テキストエリアのデータが転送されます。短いプログラムであれば、10秒もしないうちに転送完了するはずです。

転送が完了したら、受信側ポケコンでテキストエディタのトップメニューからB、Bと押します。変換が終わったらBASICキーを押してRUNしてみましょう。どうですか、動きましたか。